絶妙な「速読」の技術―この本を読むだけで速読脳開発のトレーニングができる「例の方法」 (アスカビジネス)



絶妙な「速読」の技術―この本を読むだけで速読脳開発のトレーニングができる「例の方法」 (アスカビジネス)
絶妙な「速読」の技術―この本を読むだけで速読脳開発のトレーニングができる「例の方法」 (アスカビジネス)

ジャンル:自己啓発,能力開発,意識改革,自己改革,学習,能力発見
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速読の源流

やたらと堅実な速読の本です。

速読には色々な流派がありますが、
この本には、いきなり無茶(だと初心者には思える)なことは書かれておらず、
非常に好感が持てます。

何度読み返しても面白いです。

キム式よりも前に、
速読の源流があったことには驚きました。
速読というよりも読書の基礎

速読教室を主宰している先生の本は、
目の動かし方を訓練する○の連なった模様が書いてあるかと思っていたが、
そんなページは全く無かったのが意外だった。
速読ができるようになるためにはどうすればよいかというよりも、
主に読書の効能や読書の基礎力をつけるためにはどうすればよいかについて書かれている。
本を早く読むことができたらよいと思ってこの本を買ったが、
速読よりも重要なことをこの本は教えてくれた。
本を早く読むことよりも、本を読んで心を豊かにしていきたいと思うようになった。
速読を目指さない人でも、これからの読書生活が豊かになるようなヒントがたくさん書いてある。
特に、「第2章 読書に必要な体力を養う」は健康法としても捉えることもでき、
すべての生活の基礎となるものだろう。

いろいろな情報を盛り込んだ本です

私は、この本を出しているNBSの会員です。まだ、5〜6回しか通ってなく明らかな成果は上がっていませんが。そういう人間が書いたレビューであることを最初に断っておきます。

内容としては、
・1995年初版の「速読の科学」の内容のダイジェスト
・ホームページの内容(「教室物語」という週1回更新のコラムというか佐々木先生の日記(?)も含む)
・会報の内容の一部
・「そもそも読書とは」という話
というところです。
「速読の科学」と比べると随分読みやすい本です。「速読の科学」は、入門書と専門書の中間のような本で、筋道を追うにも多少気をつけて読む必要がありましたが。でも今の時代、あのような書き方の本は、いくら中身があっても「読みにくいです。」と出版社が受け入れないでしょう。硬派な書き方を少し捨てた分、クリエイトやSRSあたりの本と、見た目(あくまで何となく眺めたときの雰囲気)が余り変わらない気がします。(特に、私のように少し速読をかじった人間ではなく、「まっさら」な人から見た場合にです。)

いろいろな内容をコンパクトにまとめてあるので、「速読とは何?」「自分が習う/習わないの判断材料が欲しい」という人に良い本だと思います。

速読と呼べるレベルの話を紹介するだけではなく、現在の速度でより有意義な読書をするための話がある点は今までの本にはなかったかなと言う気はします。私は速読の訓練を受けて、今まで漠然とは感じていた「自分は普通の速度でも、きちんと読み切れていない。(日常生活レベルでは問題なくても、仕事などで多少専門レベルになると問題になる)」ことを実感して、ちょっと受講を一次中断中です。もしかしたら、私のような「普通の速度の読書で、一定のスピードと質をしっかり確保しているとは言えない人」が生徒に意外に多い(増えている)ことを佐々木先生が感じているのかもしれません。(直接、聞いてみたい気もするが勇気がない)
やっぱり・・・

 表紙に書いてある「この本を読むだけで速読脳開発のトレーニングができる」という文句に引かれてつい衝動買いしたのですが、トレーニングらしいトレーニングは眼球ストレッチとF1フォーマットによる記号訓練だけ・・・。
 本当に速読を身につけるには、本による自宅トレーニングでは不可能であり、インストラクターによる個別の直接指導が不可欠であるという硬派な信念には共感します。目をスムーズに動かす訓練が速読にとっていかに重要であるかということもわかります。しかし、あまりにも秘密主義なのではないでしょうか。読者としては、もっと様々なトレーニングを紹介して欲しかったというのが、正直な感想です。また、情報処理型の早読み(飛ばし読み)にも触れていますが、内容的に中途半端です。早読みを紹介しながら、すべての文字を読むことを特権化している記述が散見されます。情報処理型読書なら斉藤英治さんの本の方がよっぽど詳しいし、なにも佐々木先生がお書きになることはないのではないでしょうか。佐々木先生にしか書けないことをもっと出して欲しかったと思います。ただ、食事の重要性について触れた第二章はユニーク。



明日香出版社
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